あっちゃんずぶろぐ3

自作の詰将棋とかいろいろ

橋本守正遺作紹介(01)解答

f:id:acchan3:20211019000737p:plain

 


後手の持駒:角二 金 銀 桂三 香三 歩十五 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v銀 ・v玉|二
| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩v歩|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:飛二 金三 銀二 

22金、同玉、31銀、同玉、51飛、41金、42金、同玉、53銀、31玉、42金、22玉、32金、同金、31銀、12玉、22飛、同金、同銀成、同玉、32金、同玉、52飛成、31玉、42龍、
まで25手詰

 

☆無仕掛けから清涼詰。うまく出来ていると思います。

☆しかしEOGさんからコメント 3手目から現代詰将棋中編名作選第288番セレン作に合流する というご指摘がありました。

f:id:acchan3:20211021223056p:plain

☆作意省略。詳細解説は現代詰将棋中編名作選参照。

 

☆セレンさん作の方が見た目のインパクトは大きいように思いますがどうでしょうか。

 

占魚亭─スラスラ解ける易しい無仕掛け実戦形。既視感があるなと思ったら、3手目から同一手順がありましたか。

 

☆セレンさん作を見たことがある人にとっては超簡単なのかもしれませんが本作の創作は2005年秋頃(よりは前のはず)です。何で投稿されなかったんでしょうね?当時「スラスラ」があればうってつけの発表場所だったかも。

 

★追記 守ちゃんとのメールのやり取りを読み直してみたところ、本作は同人室に出そうか考えられていたようです。結局その時の同人室には歩無し無防備の「Y」の字あぶり出しを出されたようです。本作には原図がありました。

それが下図

f:id:acchan3:20211022235348p:plain

31手。解答省略。

橋本守正遺作紹介(01)

f:id:acchan3:20211019000737p:plain

橋本守正01

ファイルの整理をしていたら故橋本守正氏の未発表詰将棋が出てきましたので紹介します。まずは小手調べ?の普通詰将棋です。趣向作、大道棋も在庫にありますのでいずれ出題したいと思います。

 

短評を何人かに送っていただいた時点で手順を発表していき、次の作品を紹介する感じにしたいと思いますのでメールにて感想お願い致します。

ほぼ同一作?

歩6類型を研究していたら次のようなものができました。

f:id:acchan3:20210213193504g:plain

後手の持駒:飛 金三 銀三 桂三 香二 歩十五 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ 金 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
|v香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
|v玉 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
|v歩 ・ 銀 ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ 香v飛vとv桂 ・ ・ ・ ・|六
| ・ 馬 ・v角 ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:歩 

▲8四銀 △9四玉 ▲8三銀不成△9三玉 ▲9二銀成 △9四玉 ▲7六馬 △8五歩
▲9三飛 △8四玉 ▲8五香 △7四玉 ▲9四飛成 △7三玉 ▲8三香成 △6二玉
▲6四龍 △5一玉 ▲5二歩 △同 玉 ▲5三香 △4一玉 ▲4二歩 △3一玉
▲3四龍 △2二玉 ▲6六馬 △1二玉 ▲3二龍 △1三玉 ▲2二龍 △1四玉
▲1五歩 △同 玉 ▲3三馬 △1六玉 ▲3四馬 △1七玉 ▲3五馬 △1八玉
▲3六馬 △1九玉 ▲3七馬 △1八玉 ▲2八馬
まで45手詰

 

これはイケてるか?でも、なんか見たことあるような・・・。

 

ということで探してみたら奥薗さんの作に次のようなものがあるようです。

f:id:acchan3:20210213193644g:plain

後手の持駒:飛 金三 銀三 桂四 香二 歩十五 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ 金 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
|v香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
|v玉 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
|v歩 ・ 銀 ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ 香v飛vと ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ 馬 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・v角 ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:歩 

▲8四銀 △9四玉 ▲8三銀不成△9三玉 ▲9二銀成 △9四玉 ▲7六馬 △8五歩
▲9三飛 △8四玉 ▲8五香 △7四玉 ▲9四飛成 △7三玉 ▲8三香成 △6二玉
▲6四龍 △5一玉 ▲5二歩 △同 玉 ▲5三香 △4一玉 ▲4二歩 △3一玉
▲3四龍 △2二玉 ▲6六馬 △1二玉 ▲3二龍 △1三玉 ▲2二龍 △1四玉
▲1五歩 △同 玉 ▲4八馬 △1四玉 ▲4七馬 △1五玉 ▲2五馬
まで39手詰

 

収束がちょっと違うだけでほぼ同一手順。

 

というわけで供養でした。

金4問題改

f:id:acchan3:20210201220927g:plain

以前におもちゃ箱ドキドキ展示室82で出題して頂いた図の別案。

というと序盤がネタバレしていますね。

2018年5月に創ったようです。

どっちがいいかはよくわかりませんが、一応発表しておく価値はありと判断。


作者:鳥本敦史
手数:49
後手の持駒:金三 銀三 桂二 香二 歩十五 
  9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v桂 角v桂 ・v香 ・ ・ ・ ・|一
| ・v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩v玉v飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ 角 ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ 香 銀 ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:金 

▲7四角    △9四玉    ▲8五金    △同 飛    ▲同 角    △8三玉    ▲7四角    △9四玉
▲9六飛    △9五桂    ▲同 飛    △同 玉    ▲8六銀    △9四玉    ▲8五銀    △9五玉
▲9六銀    △9四玉    ▲8五角    △8三玉    ▲6三角上成△8四歩    ▲9五桂    △8二玉
▲8四香    △8三歩    ▲同香成    △同桂右    ▲同桂成    △同 玉    ▲9五桂    △8二玉
▲8三歩    △同 桂    ▲同桂成    △同 玉    ▲7三馬    △同 玉    ▲6三飛    △7四玉
▲8六桂    △8四玉    ▲6四飛成  △8三玉    ▲7四龍    △8二玉    ▲7二龍    △9一玉
▲9二角成

まで49手詰

 

解説は省略

「砂丘」セレクション その6 「砂丘」第22番

砂丘第22番

 平成17年4月・おもちゃ箱

f:id:acchan3:20210105205845g:plain

 13に逃げられると手が付けられなくなるので12金は絶対手。同玉、21銀生、同玉までは一直線。

f:id:acchan3:20210105210012g:plain

ここで桂を成るしかないが31桂成は同玉で後が続かず。11桂成。同玉と取ってくれれば55角で簡単なので31玉と逃げる。34飛、同馬、33香、同馬で馬が質駒になった。

f:id:acchan3:20210105210049g:plain

21成桂、同玉33桂生で馬を入手。11玉、21桂成、同玉、12角、31玉はスムーズに進む。

f:id:acchan3:20210105210123g:plain

ここで41飛成がこれしかない手なのだが英断。同玉23角成

f:id:acchan3:20210105210149g:plain

32金合が厄介な変化だが、52歩成、31玉、42と、同金、同銀成、同玉、33金、52玉、55香、同桂、62金迄早い。よって31玉と逃げるのが正解。

f:id:acchan3:20210105210220g:plain

ここからが本局の目玉手順。42銀成、同玉、52歩成、31玉、42と、同玉、53金、31玉、42金。ホイホイと駒を捌く。同玉75角と角が世に出て香を補充。

f:id:acchan3:20210105210244g:plain

53歩合とするのが自然な応手で以下同角成、同玉として筋に入った。55香、同桂、44金

f:id:acchan3:20210105210312g:plain

ここからは詰上がりまで一直線。同玉、45香、53玉、54歩、同玉、32馬、53玉、43馬迄47手。詰上がり「ラ」。

f:id:acchan3:20210105210347g:plain

 

【詰手順】

12金、同玉、21銀生、同玉、11桂成、31玉、

34飛、同馬、33香、同馬、21成桂、同玉、

33桂生、11玉、21桂成、同玉、12角、31玉、

41飛成、同玉、23角成、31玉、42銀成、同玉、

52歩成、31玉、42と、同玉、53金、31玉、

42金、同玉、75角、53歩合、同角成、同玉、

55香、同桂、44金、同玉、45香、53玉、

54歩、同玉、32馬、53玉、43馬迄47手。

 

47手と長丁場だが解いてみると意外と易しい。42の地点への銀成から角が世に出るまでの捌きはお見事。作者によるともともと9手詰だったとのことだが改良して本図を得たとのこと。作者の会心作だろう。

 

 

加賀孝志─煙詰的追い方。駒を消しながら中央へ 捌きがキレイ。

まっつぁんこ─服部流としては異色のさばきが目立つ作(駒取り駒交換がめだたない)

占魚亭─40手台後半とは思えない軽やかさ。好みの作品です!

おかもと─55金が質駒なので、それを見越して駒をさばいていくのだが、ここまで徹底すると快感かも。

 

# ---- 柿木将棋Ⅸ V9.34 棋譜ファイル ----
作品番号:砂丘22番
作者:服部彰夫
発表誌:おもちゃ箱
発表年月:2005年4月
出典:砂丘出版記念
手数:47
手合割:平手  
後手の持駒:金 桂 歩十六 
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ 銀 ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・ ・ 飛 銀v玉 ・|二
| ・ ・ ・ 歩 歩v桂 ・ 桂 ・|三
| ・ ・ ・ 金 ・ ・v香v馬 ・|四
| ・ ・v香 香v金 桂 ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ 角 香 銀 ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ 銀 ・ 飛 ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:金 
先手:
後手:
手数----指手---------消費時間--
1 1二金打 ( 0:02/00:00:02)
2 同 玉(22) ( 0:01/00:00:01)
3 2一銀(32) ( 0:02/00:00:04)
4 同 玉(12) ( 0:00/00:00:01)
5 1一桂成(23) ( 0:00/00:00:04)
6 3一玉(21) ( 0:00/00:00:01)
7 3四飛(37) ( 0:00/00:00:04)
8 同 馬(24) ( 0:00/00:00:01)
9 3三香打 ( 0:00/00:00:04)
10 同 馬(34) ( 0:00/00:00:01)
11 2一成桂(11) ( 0:00/00:00:04)
12 同 玉(31) ( 0:00/00:00:01)
13 3三桂(45) ( 0:00/00:00:04)
14 1一玉(21) ( 0:00/00:00:01)
15 2一桂成(33) ( 0:00/00:00:04)
16 同 玉(11) ( 0:00/00:00:01)
17 1二角打 ( 0:00/00:00:04)
18 3一玉(21) ( 0:00/00:00:01)
19 4一飛成(42) ( 0:02/00:00:06)
20 同 玉(31) ( 0:00/00:00:01)
21 2三角成(12) ( 0:01/00:00:07)
22 3一玉(41) ( 0:00/00:00:01)+
23 4二銀成(51) ( 0:00/00:00:07)
24 同 玉(31) ( 0:00/00:00:01)
25 5二歩成(53) ( 0:00/00:00:07)
26 3一玉(42) ( 0:00/00:00:01)
27 4二と(52) ( 0:00/00:00:07)
28 同 玉(31) ( 0:00/00:00:01)
29 5三金(64) ( 0:00/00:00:07)
30 3一玉(42) ( 0:00/00:00:01)
31 4二金(53) ( 0:00/00:00:07)
32 同 玉(31) ( 0:00/00:00:01)
33 7五角(66) ( 0:00/00:00:07)
34 5三歩打 ( 0:00/00:00:01)
35 同 角成(75) ( 0:00/00:00:07)
36 同 玉(42) ( 0:00/00:00:01)
37 5五香(56) ( 0:00/00:00:07)
38 同 桂(43) ( 0:00/00:00:01)
39 4四金打 ( 0:00/00:00:07)
40 同 玉(53) ( 0:00/00:00:01)
41 4五香打 ( 0:00/00:00:07)
42 5三玉(44) ( 0:00/00:00:01)
43 5四歩打 ( 0:00/00:00:07)
44 同 玉(53) ( 0:00/00:00:01)
45 3二馬(23) ( 0:00/00:00:07)
46 5三玉(54) ( 0:00/00:00:01)
47 4三馬(32) ( 0:00/00:00:07)
48 詰み ( 0:00/00:00:01)
まで47手詰

変化:22手
22 3二金打 ( 0:05/00:00:06)
23 5二歩成(53) ( 0:01/00:00:08)
24 3一玉(41) ( 0:00/00:00:06)
25 4二と(52) ( 0:00/00:00:08)
26 同 金(32) ( 0:00/00:00:06)
27 同 銀成(51) ( 0:00/00:00:08)
28 同 玉(31) ( 0:00/00:00:06)
29 3三金打 ( 0:00/00:00:08)
30 5二玉(42) ( 0:00/00:00:06)
31 5五香(56) ( 0:00/00:00:08)
32 同 桂(43) ( 0:00/00:00:06)
33 6二金打 ( 0:00/00:00:08)
34 詰み ( 0:00/00:00:06)
まで33手詰

あっちゃんの大道棋研究 - 2 「なし2類型」の研究 基本編

「なし2類型」とは


持駒なしの類型はいくつかありますがそのうちの1つです。
元ネタと思われるものから紹介していきましょう。
将棋図巧の第31番が起源と言われています。
というわけで図巧31番をまずは御紹介。

f:id:acchan3:20200914235652g:plain

本手順
83香成、同玉、84飛、72玉、63桂成、同角、73飛、81玉、71銀成、同金、92金、同玉、74馬、同角、94飛、81玉、92飛成、同玉、84桂、81玉、71飛成、同玉、72金、
まで23手
「本手順」と記載したのは変化長手数のキズがあるため。古典詰将棋ではよくあることです。
本局の詳しい変化紛れ等は詰将棋博物館でご覧ください。


それはさておき途中図を再掲。

f:id:acchan3:20200914235737g:plain



この図がなし2類型の基本図となります。
さらに2手戻した図

f:id:acchan3:20200914235810g:plain



こちらを展開したものもいくつか作られているのですが省略します(どれも92金、同玉が入るだけの「逆算」に過ぎません)。

 

基本図は変化長手数のキズがありますが、大道棋屋さんとしては74馬を見つけられた時点で降参、後はキレイに詰まされようという心意気ではないかと想像します。

 

次に作例をお見せしましょう。


秘手500番第9番

f:id:acchan3:20200914235846g:plain


73飛、84飛が龍にかわり持駒桂が玉方の94桂にかわっています。あとはちょこっと変形されています。そのちょこっとに本当は意味があるのですが(笑)

 

とっかかりとして
1 基本図手順の74馬
2 93龍上と入って94桂を残す手
3 94龍で持駒として桂を入手

ぐらいでしょうか。


1 74馬は同角と取ってくれれば94龍、81玉、92龍以下基本図の手順で詰みます。
しかし、冷静に81玉と引かれてみると54銀がよく働いていて詰みません。


2 93龍上と入ってくるのはちょっと強い人。81玉の一手に91龍、同玉に71龍でどうだ!香合などの合駒には83桂とし、同歩なら82金。92玉には93金迄。ということで81への合駒を桂にされてみると今度は詰まず。残念でした。


3 94龍と桂を取る。これが実は正解。81玉の一手に91龍、同玉と進めます。ここで71龍と慌てて取ると先ほどの81桂合でまた奉納になってしまいます。83桂が正解。取れない(取ると82金迄)ので92玉ですが84桂と打ち、93玉に72桂成。ここまで行けば簡単でしょう。92玉に82成桂、同金、91桂成、同玉、93龍、92合、82金迄。お見事。

 

本来ならもう少し作例を紹介しておきたいところなのですが、困ったことに、この類型、秘手500番に何局か載っているのですが余詰作が無茶苦茶多いのです。配置が大きく広がったものも散見されて自信をもって例題として使えそうなのは僅か。興味ある方は詰将棋博物館に秘手500番が収録されていますのでご覧ください。(余詰作多いので注意)


ところで、大道棋のバイブルというべき「大道棋奇策縦横」には本類型は掲載されていません。なぜ掲載されなかったのかはよくわかりませんが形幅清氏に改作する気が起きなかったというのが最も大きな理由と思います(形幅氏が改作に取り組めばもっと大作ができていたはず)。しかし余詰作が多かったというのも一因ではないでしょうか。

自作を交えて例題を増やせば内容は膨らみますがそれはまたの機会に。