あっちゃんずぶろぐ3

自作の詰将棋とかいろいろ

自作大道棋精選改 銀2問題編

81玉型の銀問題はなかなか奥が深いです。54馬か82銀かというのがメインの手ですがそこからの分岐が多いのが強み。

 

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93に銀をぶち込むのが新手。

 

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客寄せとして創ったもの。55香を活かす。

 

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大海に逃がして長丁場だが割とキレイに纏まった。

 

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収束、くるくるっぽくなる。

 

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61歩合の2号局。転倒者が出ました。

 

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初手72銀は少ない手。桂合が動くところとかある割には評価されなかった。

 

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大海に追い出してから骨あり。

 

在庫も他の筋で決定版みたいなのができないかといろいろやってみたものあり。

自作大道棋精選改 金4問題編

金4問題は入り口が2つしかないと思われていましたが新手をいくつか開発できました。

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宙ぶらりんの詰上り。

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初手74角の決定版を目指して創ったもの。あまり決定版っぽくない。

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双玉にしたところ85桂合の逆王手が入る。

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この2手目も裏をかいた感じの応手。

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初手から新手登場。その1

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初手から新手登場。その2

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初手63角成の筋を破綻なく纏めた。

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収束追廻に77王配置が活きる。

 

この類型、やりつくしたかに思われますがまだ在庫あり。期待してお待ちください。

自作大道棋精選改 栃木角問題編

栃木角問題は大道棋類型辞典では類型化されていなかったのですがそのうち類型として認知されるものと思われます。

大道棋よもやま話 第41回 門外不出 栃木の角問題: 詰将棋メモ (tea-nifty.com)を参照。

シンプルさに拘って創作したので出来具合としては満足というわけでもありませんが。

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3度の桂合と捌き。

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32香成がちょっとした手。

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35歩~33歩合がちょっと面白い所。

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収束は例の形。入門編。

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内容としては追いまわし。

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5手目に深追いしないのがちょっとした手。最後煙になるのは偶然。

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3桂持駒になってからテンション上がると思う。

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変化同手数があったけどよしとしよう。

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初手限定打がやってみたかった手。

 

未発表在庫は無し。

自作大道棋精選改 利波型飛問題編

続いて利波型飛問題。黎明期には大道棋創っていなかったので利波さん、加藤さん、小山さんの3方でどんどん発展していった印象があります。なので優秀な類型の割には新味を出すのは難しく数も少なめ。

 

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最初に創ったのがこれ。途中不詰感もあるようなのでなかなか。

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横から飛は限定打がトレンド。

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双子は飛の打ち場所が変わる。収束乱れ。

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くるくるっぽい作品。楽しめると思う。

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箱の中で収める。追い出す変化が割り切れてよかった。

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誤解者多数。無駄合と判断されたのかな。

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双玉らしさが出たと思う。

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飛のアクロバットな動き。

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桂合が新しい。入玉させての展開も好評だった。

 

冒頭にも書いたように新味を出すのが難しく在庫は1作のみ。

自作大道棋精選改 銀4問題編

続いて銀4問題。玉が全く動けなくて簡単に詰みそうに見えるのがいいですよね。厳選すると10局でした。

 

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箱の中で上手く収まる作。

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シンプルにできている。

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上図の双子。金と銀の違い。

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これも4×4。詰上りが意外な場所。

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65桂でなく64歩だったが変化長手数駒余りだったので修正。4×4でなくなったのは残念。

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TETSUさんに掘りつくされたと思われていた94玉型。一応新作になってよかった。

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少しごちゃついた初形はマイナス要因だが手順はなかなか。

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創棋会すらすらに採用して頂いた作。65歩の余詰消しが残念な配置。これがなければミニ煙だったのに。

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61馬83角型の2号局(と思う)。76金を取って詰めるのは意外性ありと思う。

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加藤徹さん看寿賞作品の改作。それなりに見所もあり纏まりの良さもあるのでいい作品と思う。

 

銀4問題もまだ在庫有ります。

自作大道棋精選改 なし13問題編

金1、香歩ときたので次は銀問題?と思いきや銀問題は銀1、銀2、銀4、銀8とかいろいろある関係で、なし13(飛対峙型)の方が多かったです。

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なし13の昔の作はこれだけ。

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これは入門編という雰囲気。

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85角打がやってみたかった手だが前例があったみたい。

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なし13のネタが尽きたのか変形に活路を見出そうとしていた。

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これも変形もの。加藤徹さんの作を改作。

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詰パラで入門編として載せた作。あまりにも簡単すぎたか。

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持駒歩があればこの序盤が成立するということがわかって創った作。ミニ馬鋸が入ったのはマグレ。

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54飛の限定打。予定通り64歩合も入って構想が完璧に実現。

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TETSUさんの旧作の双子になった。捌きも上々。

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93を銀にしたことで伏線モノに。

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これは中盤面白く会心の出来。

 

なし13もまだ在庫ありです。

自作大道棋精選改 香歩問題編

金1問題に続いて多く発表しているのが香歩問題。

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もともと収束乱れがあった(と思う)ものをTETSUさんに修正して頂き、展示室こけら落としに使って頂いたもの。

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上図の双子。初手84王はなかなか見ない手。

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纏まりの良さがウリ。

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シンプルな初形。63桂生~71桂成とすぐ捨てるのが新しい。

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これも纏まりの良さがセールスポイント。

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43角成からの馬の軌跡が楽しい。

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ホームページに載せたら今川健一さんからほめられた作。今川さんとの交流はもちろん大道棋創作熱が上がるきっかけとなった。

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王の2回移動+伏線入り。その頃の会心作の1つ。

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守ちゃんネタ作を改良していたら当時としては驚きの手数に。

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81の地点へ連続捨て。

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上図の双子。これに到達するのに相当時間がかかっている。

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守ちゃんとの合作。思い出の作。

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逃れ筋が絶妙。いいもの掘れました。

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飛を召し取るタイミングがポイント。変化も煩雑。

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香歩歩はシンプルに纏めて新味を出すのがなかなか難しい。

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61銀62金型の決定版を目指したがそれほどでもないと影の声。

 

香歩問題もまだ未発表作があり期待せずお待ちください。