81玉型の銀問題はなかなか奥が深いです。54馬か82銀かというのがメインの手ですがそこからの分岐が多いのが強み。 93に銀をぶち込むのが新手。 客寄せとして創ったもの。55香を活かす。 大海に逃がして長丁場だが割とキレイに纏まった。 収束、くるくるっ…
金4問題は入り口が2つしかないと思われていましたが新手をいくつか開発できました。 宙ぶらりんの詰上り。 初手74角の決定版を目指して創ったもの。あまり決定版っぽくない。 双玉にしたところ85桂合の逆王手が入る。 この2手目も裏をかいた感じの応手。 …
栃木角問題は大道棋類型辞典では類型化されていなかったのですがそのうち類型として認知されるものと思われます。 大道棋よもやま話 第41回 門外不出 栃木の角問題: 詰将棋メモ (tea-nifty.com)を参照。 シンプルさに拘って創作したので出来具合としては満…
続いて利波型飛問題。黎明期には大道棋創っていなかったので利波さん、加藤さん、小山さんの3方でどんどん発展していった印象があります。なので優秀な類型の割には新味を出すのは難しく数も少なめ。 最初に創ったのがこれ。途中不詰感もあるようなのでなか…
続いて銀4問題。玉が全く動けなくて簡単に詰みそうに見えるのがいいですよね。厳選すると10局でした。 箱の中で上手く収まる作。 シンプルにできている。 上図の双子。金と銀の違い。 これも4×4。詰上りが意外な場所。 65桂でなく64歩だったが変化長手…
金1、香歩ときたので次は銀問題?と思いきや銀問題は銀1、銀2、銀4、銀8とかいろいろある関係で、なし13(飛対峙型)の方が多かったです。 なし13の昔の作はこれだけ。 これは入門編という雰囲気。 85角打がやってみたかった手だが前例があったみた…
金1問題に続いて多く発表しているのが香歩問題。 もともと収束乱れがあった(と思う)ものをTETSUさんに修正して頂き、展示室こけら落としに使って頂いたもの。 上図の双子。初手84王はなかなか見ない手。 纏まりの良さがウリ。 シンプルな初形。63桂生~71…
2021年12月までに発表した大道棋を厳選。一言メモ付き。 金1問題編 詰パラデビュー作。一旦追い出して引き戻す。 75飛~85香~83香生がやってみたかった手順。以下も破綻なく纏まった。 衝撃の初手。何と9手詰。某氏も撃沈した大道棋。 軽くま…
某球団創設85周年も本日まで(なのか?)ということで85手詰 68歩、58歩のあたりの配置は収束の乱れを何とかするための苦し紛れの配置。 作者:鳥本敦史手数:85後手の持駒:飛二 角 金三 銀三 香 歩八 9 8 7 6 5 4 3 2 1+----------------…
奇策縦横195図(初出は詰パラ1974年8月)は金問題の名作として知られています。 しかし、収束余詰が私見では結構ひどいので解答募集には不向き。ということで修正を考えてみました。 87手詰。ちょっとキレのある収束に変更。解答募集するならこん…
後手の持駒:金二 9 8 7 6 5 4 3 2 1+---------------------------+| ・v歩 ・ ・ ・ ・ ・vと ・|一|v玉 銀 ・ ・ ・ ・vと ・v歩|二| ・ ・ 歩 ・v歩 ・vと 銀 ・|三|v香 ・ ・ ・ 歩 ・ 歩 ・ ・|四| ・ 銀 ・ ・ 銀vとv歩v桂 歩|五|v金 ・vとv…
今回は曲詰。うまく出来ているので類作が心配とのことでした。 類作指摘などあれば教えてください。
02の解答をまだ発表していませんが03に行きます。 有名な「あの作品」を思い出す方が多いと思います。やさしい。 例によって感想・短評お寄せいただける方は種々の手段で送付頂けると喜びます。
第2弾は趣向作で詰パラの大学院級の手数ですが手をつけてみると意外に易しいと思います。途中1か所手順前後のキズがあります。 感想、短評はメール等でお寄せください。Twitterで呟いて頂く等でもOKです。
後手の持駒:角二 金 銀 桂三 香三 歩十五 9 8 7 6 5 4 3 2 1+---------------------------+| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v桂v香|一| ・ ・ ・ ・ ・ ・v銀 ・v玉|二| ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩v歩v歩|三| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|四| ・ ・ ・ ・ ・ ・ …
橋本守正01 ファイルの整理をしていたら故橋本守正氏の未発表詰将棋が出てきましたので紹介します。まずは小手調べ?の普通詰将棋です。趣向作、大道棋も在庫にありますのでいずれ出題したいと思います。 短評を何人かに送っていただいた時点で手順を発表…
歩6類型を研究していたら次のようなものができました。 後手の持駒:飛 金三 銀三 桂三 香二 歩十五 9 8 7 6 5 4 3 2 1+---------------------------+| ・ 金 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一|v香 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|二|v玉 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …
以前におもちゃ箱ドキドキ展示室82で出題して頂いた図の別案。 というと序盤がネタバレしていますね。 2018年5月に創ったようです。 どっちがいいかはよくわかりませんが、一応発表しておく価値はありと判断。 作者:鳥本敦史手数:49後手の持駒:金…
⑥砂丘第22番 平成17年4月・おもちゃ箱 13に逃げられると手が付けられなくなるので12金は絶対手。同玉、21銀生、同玉までは一直線。 ここで桂を成るしかないが31桂成は同玉で後が続かず。11桂成。同玉と取ってくれれば55角で簡単なので31玉と逃げる。34飛、同…
桂2問題 奈良龍香氏の奇策縦横411番は大道棋名作三十選に取り上げられるほどの名作。 一路ずらして香を桂に変更して下図。 解答は↓
「なし2類型」とは 持駒なしの類型はいくつかありますがそのうちの1つです。元ネタと思われるものから紹介していきましょう。将棋図巧の第31番が起源と言われています。というわけで図巧31番をまずは御紹介。 本手順83香成、同玉、84飛、72玉、63桂成…
⑤砂丘第21番 昭和54年1月・詰パラ 初形から取っかかりが難しい。59金、同玉、49金迄は何とか進む。 ここで同玉とする変化がかなり難解で、38馬、同と、69飛、59角合、58銀、39玉、59飛、48玉、47金、59玉、77角、68歩合、同角、同玉、69歩、59玉、77馬、58玉…
④砂丘第17番 平成17年7月・砂丘 初形から見て36の桂が動けば飛と馬が使えるようになり詰みそうだと予想がつく。そのためにはまず玉を12に移動させればよいと考えていくと11銀生、13玉、22銀生、同玉、62飛成、13玉、12龍、同玉迄はほぼ一本道。 ここで待望の…
③砂丘第12番 平成16年10月・詰パラ 凄い密集形でなかなか手が出しにくい。駒取りがいろいろあるので変化紛れも膨大になる。まずは82とを考えてみると同銀、81と、同龍で不詰。初手は82桂成が正解。 同龍上には81金、同龍、同と、同龍、92飛、同龍、同と、同…
②砂丘第5番 平成17年7月・砂丘 まずは98の龍を世に出すことを考えたい。初手は28金よりなく、39玉に37飛と駒を取る。 48玉には38飛、49玉、39金、59玉、58飛、69玉、89龍、58玉、49龍、67玉、78角、68玉、69龍、57玉、67龍、46玉、37金、45玉、47龍迄23手。…
①砂丘第1番 昭和57年1月・詰パラ
服部彰夫作品集「砂丘」刊行より約15年になり、まだまだ服部氏の創作意欲は衰えないことから、2020年夏に第二作品集「古武士の詩(こぶしのうた)」が刊行されることとなりました。当初筆者が編集を請け負っていましたが、諸般の事情により編集者は交…
その4です
その3です。
その2です。